アルツハイマー病新薬「レカネマブ」使用を認める、厚労省専門部会!
毎朝チェックしているスマホのニュースapp、このタイトルが目に止まった!
「オー、ついに認知症を改善する新薬が出たか😁」
認知症の発症は「60代」で1〜2%ですが、以後徐々に増えていき「85歳以降」急激に増え「最終的」には80%以上の人が発症すると言われています。
その中でも、アルツハイマー型認知症は、老人性認知症の8割を占め、ゆっくり進行する過程で脳細胞が急激に減少し脳が萎縮していきます。
現在の医療では、「発症するとその進行を止めることはできない」し、「完治させる方法もない」というシニア世代にとって何とも怖い病気の1つです。
亡くなった義父が、このアルツハイマー型の認知症を発症しました。
脳神経外科で症状を緩和する薬💊を飲んでいましたが、結構「進行が早いな!」という印象がありました。病気の中期から末期の段階では、ちょっとしたことにキレてしまったり、お買い物に行っても「納豆ってどれ・・」という状況でもありました。
「頭」でいろいろと考えて行動することが、人間が人間らしくいられることなんだということを痛感した状況でもありました。
そんなことがあって「アルツハイマー病新薬の承認」という記事が目に止まったのでした。
☞ アルツハイマー病の原因物質を取り除くための、初めての薬として承認された。
「そうか!それは素晴らしい😁」
☞ 初期の段階から服用すると、症状の進行を27%抑制し、中期の段階まで3年くらいは進行を遅らせることができる。
「なんだ・・、進行を遅らせる薬なの・・」
「でも、病になられた本人やご家族が、1分でも1秒でも本人らしくいられたらという気持ちには応えられるか・・」
☞ 価格はまだ決まっていないが、自己負担は94万円との試算が・・
「何なの、それ!」
「国から補助が出なきゃ、一般人にはあまりに高価・・」
この様な感想を持ちましたが、新薬の登場はアルツハイマー病を少しでも症状を遅らせたいという方には朗報かと思います。
只、個人的には記事を読むまで「改善」や「完治」を期待していたので、やや期待はずれの感はありました。開発者さん、ごめんなさい🙏その時は、お世話になります。
この新薬以外では、認知症に関してスウェーデンの精神科医、アンデシュ・ハンセン氏が著書『運動脳』(サンマーク出版)に中で発表している「認知症の発症率を40%減らせる」といった研究成果の方に強く心が魅かれています。
つまり、「認知症は運動で予防できる」ということにです。
「週に3回、毎回45分、汗をかく程度の運動をすれば、脳への効果は十分に得られる」ということです。運動の内容は、ランニングでもテニスでもOKで、ある程度心拍数を上げた状態をキープすることが条件だそうです。
こちらは、早速に早朝ランニングで取り組ませてもらっています。
運動は最強の“うつ予防薬”であり、記憶力、創造力、注意力、そして集中力を高めるとの記載もありました。
シニアのうつ病は、認知症に次いで多い病です。
気になる方は、是非読んでいただければと思います!