▶︎ 使えるお金は、自分や妻(夫)が幸せな人生だと思えるように使ってしまいましょう。「お金は墓場まで持っていけない」のですから!
▶︎ ともあれ、人間、恰好をつけなくなったら終わりです。高齢になっても、いや高齢であるからこそ、外見も精神も「常にイキでカッコよく」という意識を持ちたいものです。
▶︎ アンチエイジングにとって「好色」「ギャンブル」といった「刺激」は何よりの良薬です。 なぜなら「刺激」は、脳と体を活性化するからです。というわけで、高年世代の理想的生活の在り方は「心はノンビリと、脳と体は活発に」ということになります。
面白いと思いませんか?
そして、シニア世代の「理想の食生活」について書かれていましたが、これは貴重な情報になると思うので以下要約してみました。
参考にしてください!
また「コレステロール」は、寿命にも大きく関係している。
東京都老人総合研究所は、 コレステロール値が低い人、ないし正常である人より、高めの人が最も長生きしたという研究結果を報告している。
加齢によって少食になり脂肪を含む食品を忌避する様になると、そのまま自然に老け込んでいきます。そして、肌や髪の毛の艶がなくなり、シワが増え、骨折しやすくなり、食欲も減退していく様になる。
要するに、「老いさらばえていく」様になる。
高齢の人でも、健啖家(食欲が旺盛でなんでも好き嫌いなく食べる人)は見た目も若々しく、長生きする人が多いのです。
たまには発奮して。美味しいステーキを300gは平らげてはどうですか。力が漲(みなぎ)ってくるような気分になるはずです。
若さと長寿を願うのであれば、もっと肉を!
(中略)
つまり、肉以外に魚を食べるという習慣が、心臓まわりの疾患の予防に効果的であることがわかっています。
魚介類、それも刺身など新鮮な魚を好んで食べ、大豆食品や発酵植品を多く摂る習慣があるのに加えて、肉類の摂取量が増えれば、日本人の食生活は完璧なものになるはずです。

六十代と七十代心と体の整え方 [ 和田秀樹(心理・教育評論家) ]